長期的な目標に向かって


取り組むことができる

最初はできなかったことができるように。


この喜びは何ものにも代えがたい

高橋 英樹 理学療法士 駒込営業所所長 主任

TAKAHASHI HIDEKI

2016年 しもふり訪問看護リハビリステーション 入職
2021年 しもふり訪問看護ステーション駒込営業所 所長・主任 就任

高橋さんが訪問の世界に入ったきっかけを教えてください

整形外来に勤務していたときはリハビリの時間が20分しかとれず、もう少し時間が取れたらもっと成果が出るのにと思うことが多くありました。

また外来でリハビリをしているときには、ずっと通院していた方が高齢になり通院できなくなりそのままフェードアウトしてしまうことも多く経験しました。

そんな方たちがご家庭でどんなふうに過ごしていらっしゃるかが気になったというのも、訪問の道へ進もうと考えた理由です。

質問
1

外来と訪問の違いはどんなところにありましたか

整形外来のときには痛みに対して即効性を求められることが多かったのですが、訪問ではもっと長期的な目標に向かってじっくり取り組むことができます。

長いお付き合いをさせてもらう中で、最初はできなかったことができるようになっていく様子を目の当たりにしたときの喜びは何ものにも代えがたいです。

質問
2

訪問の仕事をする上で必要な能力はありますか

身体の機能を看ることができるのは当然ですが、それに加えてご利用者様のキャラクターやバックグラウンドを掴む人間観察能力が大事だと思います。

すべてのご利用者様が積極的にリハビリに取り組んでくれるわけではありませんので、信頼関係が築かれるまで待てる忍耐力が必要になることもあります。

またご家族がどの程度の負担を感じているか、リハビリにどれくらい協力的かによってアプローチ方法を変えなくてはならないこともありますので、やはり観察眼は重要です。

質問
3

高橋さんが訪問の仕事をする上で大切にしていることはなんですか

ご利用者様とご家族の「どうなりたいのか」という希望に少しでも近づいていくことです。

介護する人、介護される人、その両方の負担を軽減させるために介入しているのに、良かれと思って独りよがりな注文をしてしまっては却ってご家族の負担を増してしまうことにもなりかねません。

また性急に結果を求めず、我慢して焦らずじっくりとリハビリを進めていくことも心がけています。

質問
4

しもふり訪問看護ステーションはどんなステーションですか

訪問スタッフが皆、ご利用者様のことを真剣に考えているステーションです。

ほとんどのスタッフが訪問未経験でしもふりに入職し、しもふりでご利用者様との関わり方を基礎から学び、何がご利用者様のためになるかを考えるようになっていきます。

これから訪問に挑戦したいと思っている方に適したステーションだと思います。

質問
5